雪国の風雪に耐えた築170年の古民家を再生

スローライフや自然回帰の流れの中で、ここ数年『古民家』が見直されてきています。

日本人が昔から行ってきた暮らしを見直し、それを現代生活に取り入れ、実践する。
自然素材のあたたかさや、長い時を重ねた深い味わいを古民家は持っています。
本当の豊かさとは何か、いっしょに考えませんか?

ここで紹介する事例は、第14回住宅コンテストTH大賞で「最も優れた住空間の創造がなされている作品」に贈られる 大賞を受賞いたしました。

※LIXILが主催する良い家づくりの実現を目指すビルダーの会「TH友の会」。そのTH友の会会員ビルダーによる設計・施工技術を競う住宅コンテストが、TH大賞です。年1回開催される、いわばビルダーのアカデミー賞ともいうべきものです。

概要 古民家再生

思い出を積み重ねてきた築170年の古民家を再生
内観・外観とも建替え前の趣を残しつつも、
現代を生きる住まい手の快適性も兼ね備えた家にリフォーム


生まれ育った思い出のある家なので、建て替えをせずに残したいというお施主様の想いからリフォームがスタート。
そんな想いを叶えるべく、広間と仏間の室内建具はすべて旧家の物を再利用。
今では製造されていない、趣のある柄のガラスなどが用いられている。
思い出深い建物の既存の雰囲気を残した新しいご自宅に生まれ変わりました。

間取り 雪国の風雪に耐えた築170年の古民家を再生

内観 雪国の風雪に耐えた築170年の古民家を再生
外観ビフォー
170年にわたり増築を繰り返したため、幾重にも重なっていた屋根。
外観アフター
すっきり新しく架け直した屋根。いままでの趣を残すため、藁葺き部分の大きさは変えていない。
内観ビフォー
冬場は室内でも非常に寒く薄暗いので、家族は自室で過ごすことが多く、顔を合わせる機会があまりなかった。
内観アフター
陽光が差し込み、暖かく明るくなった室内。広間には床暖房も導入し、冬でも家族みんなが自然に集まってくる場所となった。

施工状況 古民家再生

施工状況1 施工状況2 施工状況3

曳き家とは・・・
もともとある家を移動させて、基礎の補強後戻したり、道路拡張工事等での移動にも使わせます。
建物の各部分に均等に無理なく力を加えて柱、梁、屋根を損傷することなく移動させる工法です。
建て替えに比べ費用もリーズナブルで、リサイクルの観点からも理想的。普段の生活をしながら施工可能なため、近年見直されています。

フォトギャラリー 古民家再生